“Have courage and be kind”

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“Have courage and be kind”

[勇気と優しさを持ち続けて]

私が小学生の時に、両親が離婚した。
まだ10歳とか11歳の私は、不安よりも
妹たちがいたから「しっかりしなくちゃ」
という気持ちの方が大きかった。

泣かなかったし、弱音も吐かなかった。

小さな田舎町だから、離婚するという話は広まり、
私たちにかわいそうにという目が向けられる。

肌感覚で分かった。

ひょうひょうとしている私に、
誰もその話題を持ちかけない。

でもこそこそ話してる。

腹立たしかった。

何なの?何か文句ある?って
そういう人の目を過剰に敏感に
感じるようになったのもこの頃だ。

強がるようになったし、本音を人に話さなくなった。

1番近くにいる両親にだって泣きつけないのに、
他人にできるわけない。

妹たちの前ではそんな事出来ない。

心の中はそんな思いでグルグルしてた。

そんな時、2人だけ勇気を出して聞いてきた。

「お前転校するのか?」って。

ものすごく震えてたし、勇気を出した事が感じられた。
ちなみに男の子2人です。

コソコソじゃなく、
ちゃんと聞いてくれた事が嬉しかったし、
その裏に「もうお前と遊べなくなるのは寂しい」
ってのが伝わった。

転校しなかったからそのまま変わらずいてくれた。

本当に感謝してる。

大切なのは妄想を繰り広げるのではなく事実を見ること。
そして、そこに真実を見出すこと。

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